2026.04.17

飲食店が今すぐ始められるインバウンド対策5つ|予算ゼロからOK

「インバウンド対応って、お金がかかるんでしょ?」

多くの飲食店オーナーがそう思っています。多言語メニューの制作、キャッシュレス端末の導入、外国語対応スタッフの採用。確かに、全部やろうとしたらお金がかかります。

でも実は、予算ゼロで今日から始められることだけでも、外国人のお客さんの来店数は確実に変わります。

本記事では、コストをかけずに即実行できるインバウンド対策を5つ、優先順位の高い順にご紹介します。

対策1:Googleビジネスプロフィールを「完璧に」する(所要時間:30分)

外国人旅行者が旅行中に飲食店を探す際、最もよく使うのがGoogleマップです。そして、Googleマップに表示される情報は「Googleビジネスプロフィール」(旧Googleマイビジネス)から引っ張られています。

やるべきことはシンプルです。

まだオーナー登録をしていない場合は、Google検索で自分のお店を検索し、「このビジネスのオーナーですか?」から登録します。すでに登録済みなら、以下の情報が正確で最新かチェックしましょう。

営業時間(定休日も含めて正確に)、電話番号、住所、メニュー写真の掲載、支払い方法(カード対応しているなら必ず記載)。

たったこれだけで、「near me」検索で表示される確率が格段に上がります。特にメニュー写真は最低10枚以上載せましょう。外国人旅行者は、写真で料理のイメージがわかないお店には入りません。

対策2:写真付きメニューを1枚作る(所要時間:2時間)

完璧な多言語メニューを作る必要はありません。まずは「写真付きの1枚メニュー」を作りましょう。

A3用紙1枚に、お店の人気メニュー5〜8品の写真と、料理名の英語表記、価格を並べるだけです。英語の料理名はスマホの翻訳アプリで十分。「Grilled Chicken」「Pork Ramen」「Fried Tofu」のようなシンプルな表記でOKです。

余裕があれば、各メニューの横に食材のアイコン(豚、牛、魚、ベジタリアンなど)を付けましょう。宗教上の理由で特定の食材を避ける旅行者への配慮になり、口コミでの評価にもつながります。

このメニューは、テーブルに置くだけでなく、Googleビジネスプロフィールにも写真としてアップロードしてください。検索時に表示されるので、事前にメニューを確認したい旅行者にとって大きな安心材料になります。

対策3:フリーWi-Fiを開放する(コスト:月0〜500円程度)

すでにお店にWi-Fiがある場合は、お客さん向けに開放するだけです。

多くの飲食店は業務用にWi-Fiを使っていますが、お客さん向けに開放していないケースが多いです。セキュリティが心配であれば、ゲスト用のネットワークを別に設定すればOK。最近のルーターなら簡単にできます。

Wi-Fiがあることをアピールするのも重要です。店頭に「Free Wi-Fi」のステッカーを貼る、メニューやテーブルにWi-Fiパスワードを表示する。これだけで、Wi-Fiが使えるお店を探している外国人旅行者の入店動機になります。

Wi-Fiは集客ツールであると同時に、口コミ促進ツールでもあります。Wi-Fiがあれば、お客さんはその場で料理の写真をSNSに投稿できます。無料の宣伝です。

対策4:SNS投稿を「促す仕掛け」を店内に置く(所要時間:15分)

外国人旅行者がSNSに投稿してくれると、それは世界中に届く無料の広告になります。でも、ただ待っていても投稿率はなかなか上がりません。ちょっとした仕掛けが必要です。

まず、「Photo OK!」「Share on Instagram!」と書いた小さなカードやPOPをテーブルに置きましょう。日本の飲食店では「撮影禁止」のお店もあるため、外国人旅行者は写真を撮っていいかわからないことがあります。明確にOKと伝えるだけで投稿率は上がります。

さらに効果的なのが、お店のInstagramアカウントのQRコードを同じカードに印刷すること。スマホでスキャンするだけでフォローやタグ付けができるので、投稿にお店のアカウントが紐づきやすくなります。

もし盛り付けや器に自信があるなら、「映えるメニュー」を一品作るのも手です。外国人旅行者が思わず写真を撮りたくなるような見た目のメニューがあると、それだけでSNSでの拡散力が跳ね上がります。

対策5:Googleの口コミに英語で返信する(1件3分)

Googleマップの口コミは、外国人旅行者の来店判断に直結します。そして、口コミへの返信は完全に無料でできる最高のインバウンド対策です。

外国人のお客さんが英語で口コミを書いてくれたら、必ず英語で返信しましょう。完璧な英語でなくて大丈夫です。「Thank you for visiting! We’re glad you enjoyed the ramen. Hope to see you again!」のような短い返信で十分です。

返信がある口コミを見た次の旅行者は、「このお店は外国人を歓迎してくれるんだな」と安心感を持ちます。口コミへの返信は、未来のお客さんへのメッセージでもあるのです。

スマホの翻訳アプリを使えば、英語の口コミの内容理解も、返信の作成も数分でできます。毎日チェックする必要はありません。週に1回、10分だけ時間を取れば十分です。

まとめ

インバウンド対策は、大きな投資がなくても始められます。

Googleビジネスプロフィールの整備、写真付きメニュー、フリーWi-Fi、SNS投稿の促進、口コミへの返信。この5つを全部やっても、かかるお金はほぼゼロ。必要なのは、合計で半日分くらいの時間だけです。

大事なのは「完璧にやること」ではなく「今日始めること」です。まずはGoogleビジネスプロフィールの確認から始めてみてください。

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