「うちの店、Google評価3.5なんだけど、外国人にはどう見えてるんだろう?」
飲食店オーナーなら一度は気になったことがあるはずです。せっかく料理に自信があるのに、星が低く見えて外国人に選ばれていないのでは。口コミに英語で返信したほうがいいのか、そもそもGoogleマップの対策なんて手が回らない。
でも実は、日本の飲食店にとって3.5星は決して低い数字ではありません。そして、外国人の口コミを戦略的に活用することが、広告費ゼロで海外からの集客を伸ばす最も効果的な方法です。
日本の「3.5星」は海外の「4.0星」に相当する
日本人のGoogleレビューは、世界的に見ても厳しいことで知られています。日本の飲食店の平均評価は3.5前後ですが、これは日本人レビュアーが「普通に美味しい」を星3と評価する傾向があるためです。一方、海外(特にアメリカやヨーロッパ)では「普通に良い」が星4からスタートすることが多く、平均評価は4.0前後になります。
つまり、日本の飲食店の3.5星は、グローバル基準では十分に優秀な評価です。問題は、外国人旅行者の多くが4.0以上を基準にレストランを探すこと。ここにギャップが生まれています。
この差を埋める鍵が、外国人による口コミの蓄積です。外国人レビュアーは日本人より高い星を付ける傾向があるため、外国人の口コミが増えるほど、全体の平均評価は自然と上がっていきます。
口コミ返信が信頼度を変える
Googleの調査によると、口コミに対してオーナーが返信している店舗は、返信していない店舗と比べて信頼度が大幅に向上するとされています。特に外国人にとっては、英語で丁寧に返信されているだけで「この店は外国人を歓迎している」というシグナルになります。
ある大阪の居酒屋では、Googleレビューへの英語返信を始めてから3か月で、外国人客の割合が15%から30%に増加しました。返信の内容は特別なものではなく、「Thank you for visiting! We’re glad you enjoyed the yakitori.」のようなシンプルなものです。大切なのは「返信している」という事実そのものです。
さらに効果的なのは、返信の中で「次回はぜひ○○も試してみてください」とおすすめメニューを添えること。リピーター誘導と、口コミを読んでいる他の旅行者への情報提供を同時に行えます。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)が最強の広告になる
外国人旅行者が自発的に投稿する写真やレビューは、店側が作るどんな広告よりも信頼されます。TripAdvisorの調査では、旅行者の約72%が口コミを「常に」または「頻繁に」参考にすると回答しています。
UGCを増やすためにできることは意外とシンプルです。まず、写真映えする盛り付けやプレゼンテーションを意識すること。次に、店内に「#(店名)」のハッシュタグを英語で表示すること。そして、会計時に「If you enjoyed it, we’d appreciate a review on Google!」と一声かけること。この3つだけで、外国人の口コミ投稿率は目に見えて変わります。
今日からできる3つのアクション
まずはGoogleビジネスプロフィールにログインして、未返信の口コミがないかチェックしてみてください。英語の口コミがあれば、今日中に返信する。なければ、メニューの英語表記を見直して、外国人が投稿しやすい環境を整える。
広告費をかけなくても、Googleレビューという「無料の看板」を磨くだけで、外国人客の流れは変わります。完璧な英語でなくても大丈夫。まずは一つの口コミに、感謝の気持ちを返信するところから始めてみてください。
YS Media Agencyは、Gantaleプラットフォームを運営し、海外クリエイターと日本のブランドをつないでいます。


