2026.07.27

居酒屋文化を武器にする|外国人が通いたくなる店づくり

「インスタ映えするメニューを出しているのに、外国人客が増えない」「夏限定メニューを作ったけれど、海外の人に刺さっているのか分からない」。飲食店オーナーのこうした声は、実は非常に多く寄せられています。夏の定番であるかき氷や冷麺は、日本の食文化を象徴する季節メニューですが、ただ提供するだけではインバウンド集客には結びつきません。

でも実は、夏メニューのビジュアル戦略を正しく設計すれば、SNSを通じた集客効果は驚くほど大きくなります。Googleの2025年レポートによると、訪日外国人の74%が飲食店選びにInstagramを参考にしており、料理写真の「シェアされやすさ」が来店動機に直結しています。また、TikTokにおける「Japanese summer food」関連の動画再生回数は2024年夏に累計12億回を突破し、前年比で約1.8倍の伸びを記録しました。

外国人がシェアしたくなる夏メニューの条件

海外のSNSユーザーが反応しやすい夏メニューには共通点があります。それは「色のコントラスト」「動きのある演出」「文化的ストーリー」の3つです。

かき氷であれば、抹茶と白あんの緑白コントラストや、目の前でシロップをかけるライブ感が有効です。冷麺なら、透明感のある麺と色鮮やかなトッピングの組み合わせが海外ユーザーの目を引きます。

大阪の老舗甘味処が実践したビジュアル改革

大阪・天神橋筋のある甘味処では、従来のかき氷に「季節の花をモチーフにした寒天トッピング」を追加し、提供時に店員が由来を英語で一言添えるスタイルに変更しました。メニュー自体の原価増加はわずか30円程度でしたが、Instagram上での投稿数は月間約3倍に増加。海外からの来店比率は15%から38%へ上昇し、夏季の売上が前年比145%を達成しました。

撮影しやすい環境づくりも重要

メニューだけでなく、器の選定、照明、背景となるテーブルや壁の色合いも撮影のしやすさに影響します。自然光が入る席を「フォトシート」として案内したり、撮影用の小さな和小物を添えたりする工夫は、低コストで高い効果を発揮します。

SNS映え戦略は一度に全てを変える必要はありません。まずは一つの看板メニューで試し、投稿数や反応を確認しながら改善していく。その小さな一歩が、夏の集客を大きく変えるきっかけになります。完璧より、まず始めてみてください。

インハウスのクリエイティブチームが企画立案からビジュアル制作・SNS運用まで一気通貫で対応するYS Media Agencyが、飲食店の海外向けSNS戦略をサポートします。

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