事業内容

バーチャルキャラクターの運営や、法人向けに3D CGやXRテクノロジーを活用したあらゆる仮想空間内で行われるバーチャルイベントを実現するための事業展開をしています。リーズナブルな制作／運営費で、建造物やキャラクターをワールド内に再現し、フリーダムなワールド設計が可能です。

新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け、例えば慶應義塾大学では春学期、東京大学は１年間のオンラインでの授業開催を余儀なくされました。各大学や教育機関は急遽オンラインでの授業体制を整えるべく舵を切りましたが、教授陣はほぼ手探りの状況で講義を始めなくてはならず今も苦慮しています。春からキャンパスに通うことを心待ちにしていた学生の落胆の声も多く、非常に厳しい船出となることが予想されました。

そこで、この国難ともいえる状況の中でも最高の授業を行うことができるようインフラ整備を行うべく、 慶應義塾大学経済学部藤田康範教授を中心としたプロジェクトチームを発足し、新たな教育プラットフォーム『ヴァーチャル三田キャンパス』の制作がスタート致しました。

映画『ファイナルファンタジー』のCGなどを手掛けるStudio GOONEYS、Vtuber特化メディアエージェンシー、YS MEDIA AGENCY、総合監修として源檸檬氏にもご参画頂き、ただオンラインで講師が話をするだけの授業ではなく、学生がヴァーチャル上で参加し、教授・講師とインタラクティブなやり取りができる体制を整えます。

京都の街並み・着物の繊細さを損なうことのない高品質映像と体験の質が落ちにくい新感覚のXR空間が特長です。弊社は、あらゆるデジタル技術を組み合わせることで、フィジカル空間とは違うかたちでお客様が染織産業の伝統手技や文化を体験できる場を創出しています。

3D撮影により実現した工房ツアーや着物店舗「巴」にもスムーズかつシームレスにアクセスできるようにし、職人の繊細な手作業で作りだされる着物が出来上がるまでのいくつもの工程をバーチャル工房内に展示しました。

特別なツールやアプリを必要とせず、パソコンやスマートフォンからどなたでも簡単にバーチャル空間に参加できます。着物を複数の角度から撮影し立体的に展示しているほか、職人の繊細な手作業で作りだされる着物の創作工程をバーチャル工房内で見学できますので、コロナ禍でなかなか訪れることができない各産地の伝統染織産業の工房を実際に見学しているような疑似“体験”ができます。